しなの鉄道の観光列車「ろくもん」についてまとめてみました。ドラマ「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官17」に登場します。
観光列車「ろくもん」について
しなの鉄道の観光列車「ろくもん」は、しなの鉄道軽井沢駅からJR長野駅を結ぶ観光列車です。
沿線ゆかりの武将・真田幸村の「赤備え」をイメージした濃い赤が印象的なデザインです。長野県産の木材を多用した車内は一般指定席のほか、地元食材による食事サービスも行っています。しなの鉄道沿線地域の魅力満載列車です。
漫画のキャラクターのような名前と感じるかもしれませんが、観光列車は、同県が誇る戦国大名真田氏の家紋「六文銭」から命名されました。
「ろくもん」運行は?
運行は年間約200日程度。主に 火曜、水曜、金曜、土曜、日曜、祝日に運行しています。
ろくもん1号は、軽井沢から長野へ向かう列車です。折り返しは、ろくもん2号として長野から軽井沢へ向かいます。そしてろくもん3号として、再び軽井沢から長野方面の戸倉駅へ向かいます。ただし、ろくもん3号は主に土曜、日曜に運行になります。
運行区間
軽井沢 ~ 長野
停車駅:長野、屋代、戸倉、上田、田中、小諸、信濃追分、中軽井沢、軽井沢
運行ダイヤ(概要)
ろくもん1号:10:40 軽井沢発 → 13:05 長野着
ろくもん2号:13:55 長野発 → 15:52 軽井沢着
ろくもん3号:17:14 軽井沢発 → 19:04 戸倉着
詳細はコチラでご確認ください。
車両について
「ろくもん」は1号車~3号車の3車両編成となっています。車内は座席やテーブルなどをはじめ各部分に長野県産の木材を多用、1号車はカラマツ、2号車はスギ、3号車はヒノキを主に使用しています。
1号車
家族連れやグループ向けの車両で、食事の提供を行わない指定席(乗車券+指定席プラン)として使用されます。
2号車
「食事付きプラン」のある列車として運行する際、食事を提供する車両として使用される。
座席は全28席で、中央のドアを撤去した部分がテーブルを挟んだボックス席、その他の部分は窓側を向いたカウンター席と、
窓を背に反対側の車窓を眺められる2人がけのソファ席となっている。
3号車
「食事付きプラン」のある列車で運行する際、食事を提供する車両として使用される。座席は全20席で、1+1配列のソファを設けたボックス席。それぞれのボックスは壁と障子によって仕切られ、個室に近い落ち着いた空間を演出している。
2号車寄りの車端部には車いす対応のトイレを設置。戸袋部分にはグッズなどが並ぶショーケースも設けられている。
「ろくもん」がわかる動画
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プランとチケット料金
食事付きプラン、信州プレミアムワインプラン、乗車券+指定席プランの3プランがあります。
ちなみにろくもん1号は洋食で、ろくもん2号が和食懐石料理が食べられます。
食事付きプラン
内容:全席指定、全区間(軽井沢~長野)乗車、沿線地域の食材を使用した食事サービス、軽井沢・長野フリーきっぷ、地元産ドリンク付き(ワンドリンク)、停車駅でのお土産サービス、客室乗務員による車内サービス(旅客案内・物販等)
料金:平日13,800円/人、休日14,800円/人、小児も大人と同額です
2017年4月からの金額です(2017.6.10現在)
発売日:旅行月の2か月前の1日から7日前まで
信州プレミアムワインプラン
2017年4月から開始したプランです。
内容:全席指定、全区間(軽井沢~戸倉)乗車、沿線地域の食材を使用した食事サービス、軽井沢・長野フリーきっぷ、信州ゆかりのワイン4~5種(月替わり)、しなの鉄道から提供されるお土産、客室乗務員による車内サービス(旅客案内・物販等)
料金:12,800円/人、小児も大人と同額です
発売日:旅行月の2か月前の1日から7日前まで
乗車券+指定席プラン
内容:全席指定、希望区間乗車、弁当・ドリンク販売(別料金)、客室乗務員による車内サービス(旅客案内・物販等)
料金:指定席券(大人1,000円/ 小児500円)+ 区間運賃(乗車券)
発売日:出発日の1か月前の10:00から前日まで
※ただし、空席がある場合はしなの鉄道発売箇所のみ当日販売
参考
・オフィシャルサイト:http://www.shinanorailway.co.jp/rokumon/
・sanadada.com/719/