神奈川県の綾瀬工業団地の道路沿い(綾瀬大橋から綾瀬市役所へ向かう道路)に大きな観音様がいます。交通安全の観音像です。
夜この道路を通っても、ライトアップされていないため見過ごしてしまいます。暗闇で合掌している巨像は、ミステリアスな一面もありますが、周囲を静かに見守っているようです。
タカコン観音像
平成4年に、タカコン㈱の創業者である高橋健吉氏により、中国の大連市で作られた2体の白石製の観音様が日本へ運ばれました。1体は、綾瀬市深谷上にあるタカコンの敷地に、もう1体は高橋氏の出身地である新潟県十日町市松之山に祀られました。
手作りの彫刻のため2体の観音様のお顔の表情が違います。このタカコン観音像は柔らかい表情、松之山にある観音像はキツい表情をしているそうです。
綾瀬工業団地は以前、周囲が畑であったが、綾瀬大橋が建てられ、タカコン前の道路も交通量の多くなったため、高橋氏は地元の方や通行する方が、平和で過ごせるために、この観音像を道路沿いに祀られたそうです。
この地域では大きな事故はないようで、この観音様のおかげかもしれませんね。
深夜のタカコン観音像の画像
2018年9月に撮影しました。
弘法大師の像
タカコンには、弘法大師の像もあります。 石川県彫刻家によって彫られた石像の弘法大師の像で、昭和60年頃からこの地に祀られています。彫刻物としの完成度はかなり良いです。観音像ある路地を入っていくと左側にあります。
大きなコンクリート槽の横に祀られて、このアンマッチさが何とも言えない魅力を感じさせてくれます。
基本データ
名称:(タカコン観音像)
場所:神奈川県綾瀬市深谷上8-5-18 タカコン㈱の敷地内
タカコン株式会社オフィシャルサイト:http://www.takacon.jp/
パワー度:★★
ミステリー度:★
メモ:寺院ではないので、パワーは少ないが、しっかりと祀られているため根強いパワーが感じられます。
24時間、観ることが出来ます。工業団地エリアなので、大型車両の交通量も多いため、周囲への注意が必要です。 またポケモンGOのスポットにされているようで、昼間は定期的に周囲に人が集まっている。